新年のご挨拶 [不動産鑑定]
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明けましておめでとうございます。
昨年、このブログを読んでいただいた方には、心から感謝申し上げます。
今年も、不動産鑑定士として、不動産に関わる情報を発信して、読者の皆様のお役に立てることを心がけていきたいと思います。
今年は午年ですが、経済では跳躍の年になりそうです。
黒田日銀総裁になってからは、貨幣の量的緩和によって、円安に誘導され、FRBは逆に量的緩和の縮小を示唆しています。
これによって、さらなる円安が進むのではないかと思われます。
一般的に貨幣の供給量が増加するとその国の通貨は下落し、減少すると上昇します。
我が国は量的緩和を継続していることから、今後も円安になることが予想され、アメリカが量的緩和の縮小を実施されれば、ドル高となります。
つまり、ドル円では、今後、日銀の量的緩和とFRBの量的緩和縮小によって、ダブル円安、ダブルドル高になる可能性があります。
円安が進むと、外国資本の日本への投資が活発になるのではないかと予測されます。
円安は日本国内での不動産、株式が割安になるため、大量の資金が金融商品に流れ込みます。
実際、東京の不動産マーケットでは、多くの優良な収益物件が購入されています。
この傾向は、東京オリンピックの開催まで、紆余曲折はあるもののまだまだ続くのではないかと予想されます。
株高、円安、20数年前のバブルの再現になるのではないかと思わざるを得ません。(当時は円高でしたが)
そして、外国資本が日本から引き上げるときは、円高となって、ドルの換算量が増えて、大量の資金が流出します。
もちろん、金融商品が値上がって、喜ぶのは投資家たちですが、行き過ぎたバブルは、反面、輸入品価格が上昇し、年金受給者の方々の生活にも支障が出てきます。
今後の展開を慎重に見てゆく必要があると思います。
この記事に関し、または、それ以外でもご質問、お叱り、苦言等を以下のメールアドレスか電話でお問い合わせください。
有限会社 岡不動産鑑定事務所
不動産鑑定士 岡 秀次
℡045-780-2841、fax045-780-2847
どうぞ、本年もご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
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