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前橋市の土地の評価 [相続に強い不動産鑑定士]

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 久しぶりのブログ更新です。

 昨年、前橋市の住宅地を評価いたしました。

 昔ながらの住宅地で、居住環境は比較的優れた住宅地域でしたが、問題は建築基準法上の道路に接道していないこと、規模が約2,500㎡もあることがわかりました。

 建築基準法上の道路と並行して河川があり、その河川に接して約3m近く低く対象不動産が所在している物件です。しかも、対象不動産の中央部には水路が流れています。

 いやはや、不動産鑑定士泣かせの物件であり、どのようにアプローチしてよいかはすぐには決められませんでした。

 熟慮の末、建築基準法の道路から、河川に橋を架け、専用通路として利用することより、住宅地としての利用が可能と判断しました。しかしながら、道路より約3mも低い為、完成後の住宅地の価格は、かなり割安となります。

 また、このような住宅地で売れるか、どうかわかりませんので、開発リスクの高い物件となります。

 以上のような物件の為、評価は相続路線価格や固定資産税の評価よりもかなり低い評価となりました。

 職業柄、不動産の価格が安くならないかなど相続関係のご相談をよくお受けいたしますが、本来、時価よりも相続路線価格の方が割安であるため、不動産鑑定評価額よりも路線価格で評価された方が節税につながることをお勧めしております。

 しかし、今回は、稀なケースで相続税の節税に寄与したものと思います。ブログ用.jpg



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