底地の評価 [不動産鑑定]
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昨年、横浜市鶴見区で、底地価格の評価の依頼がありました。
底地とは、借地権が付着している土地の所有権を言います。つまり、底地価格は地主さんの権利価格となります。借地人から地主さんに底地の申し入れがありました。
地主さんの方でも、毎月安い地代を受け取るよりは、底地を売って、ある程度まとまった収入を得たいと考え、底地を売る決心をされたようです。
しかし、双方ともいくらで売買すればよいのか、見当もつきません。
唯一、指標となるのは、横浜市の固定資産税評価額でした。双方ともこれで売買しようと決めていたそうですが、地主さんから相談を受けた方から、それでは低すぎるのではないかと、借地人も同意のうえで私に鑑定評価依頼がありました。
結果は、当然、固定資産税評価額よりも高い評価となりました。
実際の売買価額は私の出した評価額よりもやや低い額で売買されたようですが、地主さんにとってみれば、当初の固定資産税評価額よりも約300万円ほど高く売れたということで、大喜びをされ、借地人の方も鑑定評価額より若干安く買えたということで納得されたようです。
地主さんの負担で行った鑑定評価ですが、数十万円の費用で、売買価格が約300万円もはねあがる。
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2018-08-14 12:47
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