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外国人投資家、日本株売り越し [投資]

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 先日、3月20日付の日経新聞では、海外勢による日本株売りが膨らみ、東京証券取引所の発表によると、3月10~14日の外国人投資家の売越額が9,700億円強と週間では1987年以来の大きになったと報道されました。

 理由は、ウクライナ情勢の不透明感などを背景に運用リスクを回避する動きが広がったとの説明でした。

 何やら、日本株に赤信号が灯り始めたかのような報道でしたが、この海外勢は昨年約15兆円を買い越した最大の買い手で、足元の売りも短期の投機筋が中心のようであるとあります。

 http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC2001T_Q4A320C1EE8000/

 前回、有事の円高の話をしました。テーマが変われば、この構図は変わりますが、これは日本株がリスク高というよりは、利益確定の売りではないかと思います。

 来月の消費増税で景気の腰折れを懸念する日銀は、さらなる量的緩和を行うのではないかとの予測もあります。

 そうなると、株高、円安になる可能性があります。

そして、前回お話ししましたように東京オリンピック、首都高速道路の再整備などの予定もあり、建設株を中心に再上昇し、地価も上昇してゆくのではないかと思います。

 ただし、不動産鑑定評価にあたっては、このような予測で評価することはできません。

評価にあたっては信頼できるデータを入手してからではないとこのような内容を評価書にすることはできませんが、不動産鑑定士としてたとえ鑑定書に反映させることは不十分でも、日頃からこのような情報を収集し、分析しておく必要があります。




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